敷居が高いと思われがちな書籍執筆、出版。ジャーナル論文と異なって業績評価に繋がらない、また出版後の影響がなかなか見えにくいなどとも言われます。
しかし、書籍の電子化が潮流となり、オンラインで配信される今、紙媒体の時代とは異なった波及効果が生まれています。
本セミナーでは、実際に著書を出版した研究者より、書籍を通した研究成果発信の実例をお話しいただき、出版の現場より、企画から審査、またジャーナル論文出版との違いなど、書籍出版に対する疑問にお答えします。
また、初めての書籍評価ツールBookmetrixによって見えてきた出版後の書籍(eBook)の影響度を議論します。
企画から、執筆、出版、そしてその利用、影響と、書籍(eBook)の一生をたどり、書籍(eBook)における研究成果発信を支援します。
【日時】 2018年6月22日(金)13:30~17:00(受付開始13:00~) ]
【場所】 京都大学 附属図書館 3階 ライブラリーホール
【対象者】 京都大学の教職員、研究員、大学院生、学部学生、リサーチ・アドミニストレータ−(URA)、図書館員
【プログラム】
13:30-13:40 開会
13:40-14:40 基調講演: なぜ書籍なのか。
Quantitative Infrared Specroscopy for Understanding of a Condensed Matterを出版した理由や経緯、その実体験 京都大学化学研究所 教授 長谷川健
14:40-14:50 京大新刊情報ポータルの紹介 京都大学学術研究支援室 URA 神谷俊郎
14:50-15:10 休憩
15:10-15:40 書籍出版の現場から、英文書籍出版についての疑問にお答えします 書籍出版とジャーナルの違い/企画書の書き方/審査プロセス etc. Springer 編集部 パブリッシングエディター 西田陽介
15:40-16:40 書籍評価ツールBookmetrixから見えてきた書籍の一生 マルテイン・ルランセ(Martijn Roelandse) Springer Nature, Head of Publishing Innovation
16:40-17:00 Q&Aセッション
※使用言語:日本語または英語(逐次通訳あり)
【申し込み方法】 申し込みフォームからお申し込みください。
【申し込み締め切り】6月21日(木)17:00まで
【参加費】無料
【定員】100人
【共催】 京都大学附属図書館、京都大学学術研究支援室(KURA)、シュプリンガー・ネイチャー
【お問い合わせ】シュプリンガー・ネイチャー インスティテューショナル・マーケティング jpmarket [at] springernature.com