京都大学 学術研究支援室 Kyoto University Research Administration

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<見逃し視聴可能>京大若手研究者×Springer Nature編集長:座談会「学問の挑戦と機会:若手研究者とSDGsを越えた先の未来を見据えて」(2021年3月24日)

03.10(Wed)2021

2022年に創立125周年を迎える京都大学は、持続可能な開発目標(SDGs) が策定されるより前から、対話を根幹とした自由な学風を継承して、地球上の生命の調和ある共存へ貢献してきました。SDGsとSDGsを越えた未来社会に対して貢献するためには、多様性に満ちた学生、教職員、研究者やリサーチ・アドミニストレーターらが自由闊達な対話を通じて新たな発想や学問体系を創造する「学問の場」を発展させ、社会へ提供していくことが必要です。

シュプリンガー・ネイチャーは、175年以上にわたり、研究コミュニティー全体へ最良のサービスを提供することによって発見の進展に貢献してきました。研究者が新しいアイデアを公開することを支援するとともに、公開するすべての研究が重要で着実であり、客観的な精査にも耐え、関心を持つすべての読者にもっとも良いフォーマットで届き、発見、アクセス、使用、再利用、および共有されるようにします。シュプリンガー・ネイチャーは、テクノロジーやデータの革新を通じて図書館員や研究機関をサポートし、学会に出版を支援するための優良サービスを提供しています。

現在、地球社会は新型コロナウィルス感染拡大や気候変動など、複雑に絡みあった社会課題に直面しています。社会は不確実性が高く複雑な社会課題に対しても、科学的に裏打ちされた解決策や行動様式の提示を専門家へ迅速に求めるように変容してきました。専門的な知識生産のサイクルを担ってきた大学や学術出版社は、従来の細分化した専門領域の中だけの知識生産サイクルを越えて、急激な社会変容からの要請に対応できる学術研究と学術出版の在り方を議論し醸成していく必要があります。大学と学術出版社は、新たな関係性を築くことで、未来の地球社会を担う若手研究者の独創的な研究活動への挑戦を後押しし、学術研究の多様性を寛容する社会へと導く知恵の源泉を生み出すことが期待できます。

京都大学とシュプリンガー・ネイチャーは、「学問の挑戦と機会:若手研究者とSDGsを越えた先の未来を見据えて」と題して、独創的な研究に取組んでいる京都大学の若手研究者とシュプリンガー・ネイチャー編集長のPhilip Campbell博士(前Nature編集長)が議論する座談会を開催します。これにより、若手研究者たちが、時に「破壊的」になりながらも情熱をもって既存のパラダイムに立ち向かい、複雑な社会的課題を再定義し、そして時代の要請に応えるため独創的な学術研究を生み出す挑戦を分かち合う場を提供したいと思います。

 

※SDGs: Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標) 2015年に国連サミットで採択された、193の国が取り組む、2030年までの国際目標である持続可能な世界を実現するための17のゴール。

開催日時

2021年3月24日(水)16:30~18:30(日本時間)

場所

オンライン開催(Zoomウェビナー)
※開催は終了しましたが、申込みフォームから登録いただければ録画を視聴していただけます

対象

若手研究者、SDGsに興味のある研究者、一般の方、どなたでも参加いただけます。

登壇者

シュプリンガー・ネイチャー編集長

  • フィリップ・キャンベル(シュプリンガー・ネイチャー編集長)
    航空工学の学士および宇宙物理学の修士号を取得。高気圧物理学の分野において博士号を取得後、博士研究員を経て、Nature の物理科学編集者、Physics Worldの創設編集者としてキャリアを積む。1995-2018年に NatureおよびNature Publishing Groupの編集長を経て、2018年からシュプリンガー・ネイチャーの編集長に就任。科学および科学の社会に対する影響について、英国政府、EU・米国国立衛生研究所と取り組む。

京都大学 若手研究者(順不同)

モデレーター

  • マリオ・ロペズ(京都大学東南アジア地域研究研究所 准教授)
    京都大学東南アジア地域研究研究所にて2009年より研究を行っている。地球環境と人類社会の持続可能性を「生存圏」という分析枠組みからとらえる生存基盤指数(HPI)や、超高齢化社会の需要に応じてアジア太平洋地域から他地域へ働きに出る看護師や介護士などの労働者や移民の流れを研究。なかでも日本におけるフィリピンの移民労働者などに関する論文は国際学術誌へ多数寄稿。また、日本および東南アジアの若手フィルムメーカーと地域研究者の橋渡しを目的とした「ビジュアル・ドキュメンタリー・プロジェクト」に携わる。現在、日ASEAN協働による超学際生存基盤研究事務局のメンバー。

アドバイザー

  • アントワーン・ブーケ(シュプリンガー・ネイチャー日本 代表取締役社長)
    アントワーン・ブーケはシュプリンガー・ネイチャーのヴァイス・プレジデントとして、東京を拠点に日本、東南アジア、オセアニアのインスティテューショナル・セールスを担当している。アジア太平洋地域の学術出版界で20年以上の経験を持ち、シュプリンガー・ネイチャー(日本)の代表取締役社長も務める。これまでアジア地域の出版プログラムを指揮したほか、日本で医学情報事業を立ち上げた。また書籍のコミッショニング・エディターとしての経験もある。オーストラリアで生まれ、ブリスベンのグリフィス大学卒業。東京大学で博士号(物理学)を取得。1994年から日本在住。
  • 河野 泰之(京都大学副学長・東南アジア地域研究研究所 教授)
    河野泰之は、1987年に東南アジア研究センター(現東南アジア地域研究研究所)に着任した。それ以来、東南アジアの自然資源管理や農業・農村、人と自然の相互作用に関する研究に従事している。また、さまざまな分野の研究者とともに、科学や社会のあり方を自然環境との関係に基づいて考えることを目指して持続型生存基盤研究を提唱している。また、現在、大型プログラムである日ASEAN科学技術イノベーションの代表者を務め、ASEAN各国の研究者とともに学際研究や超学際的な活動を推進している。2018年からは国際戦略担当の副学長も兼ねている。

プログラム(16:30 – 18:30)

  • 開会の挨拶
  • Philip Campbell(Springer Nature編集長)による話題提供 “Research and the Sustainable Development Goals: how to make an impact”  
    •  研究者が国連の持続可能な開発目標(SDGs)にどのように関与しているか  
    •  編集者や出版社が研究を出版するだけでなく、アカデミアの外に幅広い影響を与えるための研究者に対する支援  
    •  研究の結果を政策立案者、利害関係者グループおよびより一般の人々と結びつける必要性と機会
  • 京都大学の若手研究者による発表  
    •  ジュリー・アン・デロス・レイエス (東南アジア地域研究研究所 特定研究員)  
    •  ハート・ナダヴ・フォイヤー(農学研究科 特定講師)  
    •  小川 敬也  (エネルギー科学研究科 特定助教)  
    •  遠藤 寿(化学研究所 助教)
  • 登壇者全員による座談会
  • 視聴者とのQ&Aセッション

使用言語

英語(同時通訳はありません)

申し込み方法

申し込みフォームからお申込みください。
(フォームに必要事項を入力いただくと、YouTube録画を視聴するためのURLをご案内します。)

定員

Zoomウェビナー500名 先着順
※YouTube上で録画を見逃し配信中です

関連リンク

https://www.springernature.com/jp/campaign/20210324

活動報告

https://www.kura.kyoto-u.ac.jp/act/20210324-2/

お問い合わせ

学術研究支援室(KURA)【間:AI DA】担当
園部、桑田、小山田
内線:16-5740
E-Mail:aida*kura.kyoto-u.ac.jp(*を@に変更してください)
Web: http://www.oc.kyoto-u.ac.jp/exchange/kyoto-daad-reports/
FB: https://www.facebook.com/間-AI-DA-348580759138548/

 

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