京都大学 学術研究展開センター Kyoto University Research Administration

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京都大学アカデミックデイ2011の報告書をUPしました

04.19 (Thu)2012

京都大学は、2012年3月10日に京都大学百周年時計台記念館にて「京都大学アカデミックデイ‐みんなで対話する京都大学の日‐」を開催しました。「京都大学アカデミックデイ」は、市民や研究者、文系、理系を問わず、誰もが学問の楽しさ・魅力に気付くことができる「対話」の場となることを目指しました。これは、国民と科学・技術に関わる者が直接対話することで、国民の声を、国の政策や本学における研究活動に反映させることを1つの目的として始めた取り組みです。京都大学からは26組の研究プロジェクトが参加し、他、高校生による発表4件、市民研究者による発表10件も行われました。1日で延べ346人の来場者が訪れました。

「京都大学アカデミックデイ」では「対話」のスタイルに合わせて4つのプログラムを用意しました。研究者とじっくり対話をする「畳にコタツで膝詰め対話(サイエンスカフェ)」や様々な分野の研究者に触れることのできる「ポスター前で立ち話(ポスター展示)」。1つのテーマに沿って、みんなで話し合う「お茶を片手に座談会(トークライブ)」、そして、総長による対話を観覧する「松本紘の部屋(対談式講演会)」がありました。また、「対話マラソンのための給水ポイント」では、コーヒーやお茶を対話のお供として用意しました。

今回の出展は、京都大学による「国民との科学・技術対話」支援事業の一環として実施されました。広報コンテンツや会場サイン等は京都大学学術情報メディアセンターコンテンツ支援サービスによって制作しました。またコンテンツ作成室との共同研究として対話を促進させる仕掛け作りにも積極的に取り組みました。企画のデザインや運営は学術研究支援室(URA室)及び物質‐細胞統合システム拠点(iCeMS)科学コミュニケーショングループの協力を得て行い、来場者の方へのアンケート調査も実施しました。京都大学ブースにはどのような来場者の方が訪れたのか、つまり、どのような方と対話をすることができたのかを把握し、各研究者にフィードバックをすることで、今後の対話活動をよりよいものにすることを目指しています。


京都大学アカデミックデイ2011報告書 from kura-office

 

 

 

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