京都大学 学術研究展開センター Kyoto University Research Administration

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知的財産マネジメント研究会(Smips)において特許庁知財戦略デザイナー派遣事業の取組みについて紹介しました(2021年1月16日)

01.26 (Tue)2021

本学は令和2年度特許庁知財戦略デザイナー派遣事業に採択され、京都大学学術研究支援室(KURA)では、渡辺 伸一先生(弁理士、知財戦略デザイナー)のご参画のもと、現在、デジタル医療分野における研究開発成果の権利化等に関する相談会、及び各種知財セミナー・講演会を実施しています。

知的財産マネジメント研究会(Smips)は、この度、「大学の埋もれた知的財産からイノベーションを創出していくために ―知財戦略デザイナーの事例の紹介―」と題したテーマを企画され、本学は上記事業の推進状況、及び KURA のURA活動について紹介する機会をいただきました。デジタル医療分野での権利化には「データ周辺に価値を見出し、特許に加え多面的な権利化戦略を策定・実践すること」の視点が必要となります。本研究会では、上記視点を取り入れた本派遣事業の取組みについて、実際の相談事例を挙げ、知財シーズの発掘や権利化等の進め方について紹介しました。また、渡辺弁理士は、本学の知財戦略デザイナーとしての立場から「研究者による成果の社会実装を目指した多面的な知財戦略の提案」と題した講演をされました。当日は、特許庁より大学の知財活動支援施策に関して説明されると共に、東北大学からも本派遣事業の取り組みについて紹介されました。本研究会はWeb会議方式で実施されましたが、土曜日の15~17時の時間帯にもかかわらず、大変多くの参加者があり、盛況のうちに終了しました。

本研究会には生命・医薬系グループの中平 博之が出席し講演を行いました。

 

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