京都大学 学術研究展開センター Kyoto University Research Administration

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「京都大学インダストリアルデイ2021-XR」を開催しました(2021年8月4日)

08.11 (Wed)2021

京都大学学術研究支援室(KURA)は2021年8月4日、「京都大学インダストリアルデイ2021-XR」をオンラインで開催しました。収束の気配が見えない新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策のため、3月の開催に引き続きバーチャル空間で参加者の交流を目指しました。

「インダストリアルデイ」は京都大学の研究シーズを広く産業界・行政に紹介し、産官学連携につなげることを目指しており、今回はテーマを「世界最先端のアグリ・バイオ・医療ICT研究」として開催。参加申し込みは企業関係者を中心に200名を超え、過去最多となりました。

インダストリアルデイのオンライン開催は2回目で、会場はバーチャル空間のみです。京都大学出身者が起業して手がけるバーチャルイベント空間「cluster」上に、前回のインダストリアルデイの際に作成したポスター会場のサイズを拡大して再利用し、ポスターセッション会場を追加したほか、講演会場としてカンファレンスホールを新たに設営。参加者が3Dアバターでポスター会場とポスターセッション会場、カンファレンスホールを自由に行き来できるようにしました。

カンファレンスホールでは佐々木努 農学研究科教授による基調講演「飲酒欲求の調節メカニズムにもとづく機能性食品の開発」と土屋貴史 近畿経済産業局バイオ・医療機器技術振興課長による特別講演「関西におけるライフサイエンス分野の動き」に続いて、京都大学の若手研究者8名が研究シーズを発表しました。カンファレンスホールでの講演後は発表者と参加者がポスター会場に移り、掲示されたポスターや動画を閲覧したり、研究者と自由に議論したりするなど、実空間の会場をオンライン空間で再現した形でのイベントを体験しました。

今回のインダストリアルデイは、KURAの産官学連携推進グループが中心となって企画・運営しました。KURAでは、今回のイベントで形成された研究者と参加者のネットワークをフォローアップすることで、今後も産官学連携の推進に努めていきます。

イベント情報はこちら


clusterでの「インダストリアルデイ2021-XR」の案内画像


佐々木教授による基調講演と参加者たち


ポスターセッション会場入り口横のポスターを見る参加者たち

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