京都大学 学術研究支援室 Kyoto University Research Administration

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特許庁 知財戦略デザイナーによる知財セミナーを開催しました(2022年1月24日)

02.04 (Fri)2022

京都大学学術研究支援室(KURA)は、渡辺 伸一先生(弁理士、特許庁委託事業 知財戦略デザイナー)および早乙女 周子教授(本学医学研究科知的財産経営学分野)によるKURAのURAを対象とした知財セミナーを企画、開催しました。

本学は、昨年度に続き、令和3年度特許庁知財戦略デザイナー派遣事業に採択され、現在、本事業の担当URAは知財戦略デザイナーと連携し、ライフサイエンス分野の研究開発成果に関わる権利化、および企業との産学連携推進等の相談案件に応じるための相談会を開催しております。本取り組みは、出席の先生方から「気づかなかった発明を引き出してくれた」、「出願に必要な実験が計画できた」、「出願と論文発表の時期がクリアになった」、「拒絶理由通知対応を踏まえた出願の重要性が理解できた」といった前向きな講評や、複数の学内発明届提出に至る成果創出にも繋がっています。また、担当URAは、本事業を通じて、多岐にわたる課題の解決方法を学び、知財化支援に必要な知識や能力を着実に身に着けています。

本セミナーでは、本事業により得られる効果や成果を一部のURAに留めることなく、KURA全体への伝播を主眼に置いて、渡辺先生と早乙女教授より、特に①知的財産権に関わる法令、②発明発掘の手法やノウハウ、③権利化を意識した出願戦略と研究計画の立て方、④失敗しない産学連携の推進方法、⑤知財化に必要な学内関係者との効果的な連携方法について、これまでに実施した相談会の内容を踏まえて、ご講義いただきました。当日は、フリーディスカッションの時間も設け、出席者からは、日頃の知財化支援上の課題を背景として、活発な質問や意見があり、大変有意義なセミナーとなりました。

昨年のセミナーでは、「発明発掘に繋がる実践的方策」を習得しましたが、今回は更に進んで「研究者に対する知財化支援をより確実にするための総合的視野の涵養や、問題解決能力の向上」に繋がったものと思います。

今回の知財セミナーは、知財戦略デザイナー派遣事業チーム 中平 博之 URA、山村 奈津子 URA、菅井 佳宣 URA、 安永 隆亨 URAの企画・運営により開催しました。

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