京都大学 学術研究展開センター Kyoto University Research Administration

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京大発ベンチャー起業促進セミナーの開催に協力しました(2023年1月20日)

01.30 (Mon)2023

【京大発ベンチャー起業促進セミナー 研究成果の事業化手法としてのベンチャー ~京大研究者2名が語る「きっかけ」「リアル」「これから」~】が、2023年1月20日に開催されました。京都大学産官学連携本部が主催、京大オリジナル株式会社、京都大学イノベーションキャピタル株式会社、ならびに京都大学学術研究展開センター(KURA)が共催した本イベントでは、研究成果をベースにベンチャー設立に関わった研究者2名と京大発ベンチャーの事業化推進に向け投資する立場から講演があり、113名の参加がありました。

最初に、篠原 真毅 生存圏研究所 教授(株式会社Space Power Technologies 科学顧問)より「ガラスの天井の破り方―産官学連携による日本流技術の社会還元―」の題目で、次に、野村 理朗 教育学研究科 准教授(株式会社京都テキストラボ 取締役)より「人社系から創業の地平を拓く」の題目で、それぞれ研究成果をベースにベンチャー設立に関わった体験をもとにベンチャー設立の契機や実態について紹介がありました。最後に、八木 信宏 京都大学イノベーションキャピタル株式会社 支援・投資委員 投資第一部長より「京大発ベンチャーの作り方・資金の集め方」の題目で、京大発ベンチャーをサポートする立場から、大学発ベンチャーにおける研究者の役割やメリットなどの概観についても紹介がありました。

参加者からは次のような意見や感想が寄せられ、ベンチャー起業への関心の高さが伺えました。

  • 創業支援の概略や実際、また京都大学イノベーションキャピタル株式会社(iCAP)の活動について理解が深まった。
  • 大学発ベンチャーが産業化を目指す上で有効なひとつのプロセスであることを認識した。特に、資金面だけでなく研究と経営の相乗効果があることを、実際にベンチャーを起業した大学研究者から聞くことができた意義は大きい。
  • ベンチャーを立ち上げるとはどういうことか、実践者から学ぶことができ有意義だった。

本イベントの企画開催を推進した京大オリジナル株式会社と連携し、KURAが学内研究者への広報に協力しました。

イベント情報はこちら(学内限定で公開しています)

本件に関わったURA
池田 郁子 大西 将徳

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