京都大学学術研究支援室(KURA)は、「英語のロジックで書く」と題して、若手研究者が英語で論文を書く際のガイドとなる4回シリーズのインタビュー記事を「京都大学からはじめる研究者の歩きかた」の「次世代フォーラム」(https://ecr.research.kyoto-u.ac.jp/forum/)に掲載しました。お話を聞かせていただいたのは、日本と英語圏の研究環境を熟知している4名の研究者、カール・ベッカー 政策のための科学ユニット特任教授、家入葉子 文学研究科教授、鈴木基史 法学研究科教授、ジェーン・シンガー 地球環境学堂准教授です。
日本人の国際的な研究発信における英語の壁。これは、単なる文法や語彙の問題ではなさそうです。英語の論文には「英語のロジック」があります。議論の構造、アピールポイントの選択、先行文献の分析方法の違い……これらの点を甘く見たら、トップクラスのジャーナルに論文が採択されません。若手研究者のみなさんが国際的に研究成果を発信、活躍するためのスタイル確立にこれらの記事を役立てていただければと思います。
本インタビューは、KURAの人文・社会科学系研究支援プログラムのヴィットフェルト アーロンURAが企画、同じく小泉 都URAとともに実施し、上記研究者の協力を得ながら編集しました。今後も京都大学の国際的発信力を強化するためのサポートを続けていきたいと考えています。