京都大学 学術研究展開センター Kyoto University Research Administration

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第1回京都大学リサーチ・アドミニストレーション研究会 〜「つながり」が気になる.大学内外の人が交流するための仕掛けづくり

06.22 (Fri)2012

記念すべき第1回研究会は京都大学物質−細胞統合システム拠点(iCeMS=アイセムス)科学コミュニケーショングループ特定研究員の水町衣里さんをお招きし、「大学内外の人材の交流」をテーマに6月20日午後6時より開催いたしました。参加者の簡単な自己紹介の後、水町さんの活動紹介に移りました。

質疑応答では、「異分野の研究者を結びつけるのに大切なことは?」、「あらかじめ決まっている研究テーマに人を呼び込んでもうまくいかないのでは?」、「積極的に参加できる研究者の特徴は?」など多くの質問が投げかけられ、意見が交わされました。いったん、閉会とした後もほとんどの方がその場に残り、小グループ単位で議論がはじまりました。グループ間でもインタラクションが起こり、議論が膨らんでいる様子が見られました。また、普段顔を合わすことのない異なる職種の参加者間に交流が生まれ、リサーチ・アドミニストレーションの基本となる人的ネットワーク形成のきっかけが生まれていました。

参加者の声(アンケートより)

  • 「非常にわかりやすく面白かったです。近年では各地で科学コミュニケーションが注目されていますが、京大外部との協力はいかがでしょうか?」
  • 「違うジャンルの先生方がどのように出会い、どのようにつながって今に至っているのかを聞くことができて楽しかったです。」
  • 「iCeMS cafeを使った対話トレーニングプログラムの研究が興味深かったです。」

 

編集後記:

気づけば総勢24名の方々にご参加頂き、午後9時近くまで討論が続くという大盛況ぶりでした。参加してくださった皆様、心より御礼申し上げます。今後も研究会のテーマ、企画等知恵を絞り、魅力ある会となるよう努力いたします。

 

今回印象に残ったメッセージ

融合的な研究がうまく行く研究者は、自分の専門以外の世界や論理があることを理解している、いわば「越境」したことのある人たちであるような気がする。。。

 


第1回KURA研究会 〜 「つながり」が気になる from kura-office

 
 
 
 
 

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