京都大学 学術研究展開センター Kyoto University Research Administration

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京都大学IPCCウィークス2019 イベント「山極総長と若手研究者による座談会」を開催しました(2019年5月11日)

06.06 (Thu)2019

国立京都国際会館アネックスホールで京都市が主催する「IPCC第49回総会京都市開催記念シンポジウム 脱炭素社会の実現に向けて ~世界の動向と京都の挑戦~」が5月11日に開催され、その一環として、京都大学国際戦略本部と京都大学学術研究支援室(KURA)は、山極壽一 京都大学総長と若手研究者による座談会「未来を担う若手研究者と地球社会の持続可能な発展に向けた対話」を開催しました。座談会には持続可能な社会構築や環境問題に関心が高い約100名の市民・学生が聴衆として参加しました。

「IPCC(Intergovernmental Panel on Climate Change : 気候変動に関する政府間パネル)」は、人為起源による気候変化、影響、適応及び緩和方策に関し、科学的、技術的、社会経済学的な見地から包括的な評価を行うことを目的として、1988年に国連環境計画(UNEP)と世界気象機関(WMO)により設立された組織です。第49回となる今回の総会は、5月6日~13日の8日間にわたり京都市で開催されました。

座談会では、持続可能な未来社会に向けて自ら貢献したいと考える志の高い14名(日本人7名と外国人7名)の大学院生を含む若手研究者が、山極総長と活発な議論を行いました。また、河野泰之 京都大学副学長・国際戦略本部長がモデレーターを務め、下間健之 京都市地球環境・エネルギー担当局長、竹谷理志 経済研究所 特定准教授 がコメンテーターとして参加し、若手研究者とともに熱のこもった議論となりました。本座談会は京都市の全面的なご支援・協力を得て、IPCC総会が開催されている国立京都国際会館近辺で日英の同時通訳も入れて開催することが可能となりました。

KURAからは園部 太郎URA、仲野 安紗URA、神野 智世子URAと西田美耶事務担当職員が中心となり、国際戦略本部と連携して本座談会を含む京都大学IPCCウィークス2019企画と運営を実施し、京都市をはじめIPCCに関係する省庁・地方自治体や学内の若手研究者らとの今後の活動につながるネットワーク形成を実現しました。

座談会の他にも、会場に京都大学の取り組みを紹介するブースを設置し、一般来場者との情報交換を行いました。

<イベント詳細>
https://www.kura.kyoto-u.ac.jp/event/150


山極総長と若手研究者による座談会


山極総長と若手研究者たち


京都大学IPCCウィークス事務局

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