京都大学 学術研究展開センター Kyoto University Research Administration

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学術フォーラム「学術振興に寄与する研究評価を目指して」で発表を行いました。(2020年8月29日)

09.08 (Tue)2020

2020年8月29日に開催された日本学術会議主催の学術フォーラム「学術振興に寄与する研究評価を目指して」において、 KURAの人文・社会科学系研究支援プログラムのメンバーが発表を行いました。

この学術フォーラムは研究評価の変化という近年の急速な変化に鑑み、学術の振興に寄与する研究評価のあり方はいかなるものかについて議論することを目的に開催されました。国際比較と若手研究者支援の視点を盛り込むと共に、研究評価について評価機構・マスコミ・URAの立場からの意見も取り入れて検討したいとの主催者側の意向により、研究者以外のさまざまな立場から、研究評価に関するコメントが寄せられました。「研究支援の立場から」としては、KURA人社系グループの稲石 奈津子URAが、「研究と研究者にとって発展につながる評価とは何か」をテーマにコメントしました。これまで人社系プログラム「研究力の可視化プロジェクト」が実施してきた、1.議論の場作り、ネットワーキング、2.国内外の動向調査、情報提供に関する活動と、そこで抽出された論点、佐々木 結URAが昨年12月の日本学術会議研究評価分科会で報告した内容を中心に海外の動向について紹介しました。

日本学術会議では、研究評価に関する提言をまとめる予定であり、本フォーラムでの意見交換と成果も反映されたものとなる予定です。こちらの提言に関しても、稲石URA、佐々木URAが協力しています。

KURAの人文・社会科学系研究支援プログラムでは、今後も人社系の研究評価のあり方に関して、研究環境の改善につながる活動を続けていきたいと考えています。

第4回人文・社会科学系研究推進フォーラム(2018年3月16日開催)
「人文・社会科学系研究の未来像を描く―発展につながる評価とは―」

 

 

 

 

 

 

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