京都大学 学術研究展開センター Kyoto University Research Administration

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「京都大学 若手研究者産学連携ネットワークイベント:Fostering桂」を開催しました(2023年3月16日)

03.27 (Mon)2023

2023年3月16日、京都大学学術研究展開センター(KURA)は工学研究科とともに「京都大学 若手研究者産学連携ネットワークイベント:Fostering桂」を開催しました。本イベントは大学及び企業若手研究者による社会課題解決のための相互議論の場を提供するもので、両者の協働への貢献を図ることを趣旨として企画しました。桂キャンパスにて開催(研究発表・展示はハイブリッド形式、ワークショップは会場のみ)、42名(オンライン21名、会場21名)の参加がありました。
イベントでは、延原 和雄 京都市 産業観光局 産業イノベーション推進室 イノベーション事業統括課長より社会課題についての取り組みについての話題提供があった他、本学及び企業の若手研究者から“ウェルビーイングを支える生活環境技術とマテリアルイノベーション”をテーマに4件の研究発表がありました(高津 浩 工学研究科 講師、伊庭 千恵美 工学研究科 准教授、牧野 成道 株式会社 村田製作所 技術・事業開発本部 技術イノベーション戦略部 シニアスペシャリスト、川井 和哉 オムロンソーシアルソリューションズ株式会社 事業開発統轄本部 ソーシャルデザインセンタ長)。
今回初めての試みであるワークショップでは、 KURAで京都市社会課題に関連するトピックスを企画、それらに合致する技術テーマを策定し、事前に趣旨説明をした上で進行する形としました。上記5名の登壇者の他、企業若手研究者の方々にパネラーとして2つのグループに分かれてご参加頂き、それぞれのグループへ共催機関(京都市、関西イノベーションイニシアティブ(KSII)他)、会場参加の企業様、本学関係者が分かれて参加する、全員参加の形で活発な議論が行われました。
京都市の取組み、社会課題に対してどのような技術が必要になるか、技術開発の現場における難しさ等、産官学で問題点等を共有し、理解を深めながら意見を出し合うことで、“行政側の気づき”、“産学の気づき”を共有することができたのは大きな成果と考えます。今後もこのようなイベントを通じて産官学のネットワーク構築に貢献できるよう活動を推進していきます。

イベント情報はこちら


Fostering桂ワークショップの様子(桂ラウンジ)

本件に関わったURA

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