京都大学 学術研究支援室 Kyoto University Research Administration

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URA組織の世界大会「INORMS 2021-Hiroshima」で発表しました(2021年5月24日〜6月30日)

07.10 (Sat)2021

日本版URAシステムの導入開始から10年目を迎えた2021年5月24日~6月30日に、アジア地域としては初となるURA組織の世界大会「INORMS 2021-Hiroshima」が完全オンラインで開催され、世界50カ国から500名以上のリ
サーチ・マネジャーやリサーチ・アドミニストレーター等が参加しました。本大会では、事前録画したすべての口頭・ポスター発表をオンデマンド配信し、1ヵ月間視聴可能な形をとっています。KURAから招待講演を含む6件の口頭発表と4件のポスター発表を配信し、オンラインプラットフォームを通じて、世界各国URAと先進事例やグッドプラクティス等について活発な情報交換を行いました。

口頭発表の一つ、「Responsible Metrics and Multilingualism: A review of evolving Asian perspectives」は、佐々木結URAが中心となって人社系URAネットワークと共催した企画であり、日本、イギリス、香港、アイスランドの研究者、研究支援者が責任ある研究評価指標のあり方について議論しました。定量的研究評価に多用されているScopusなどの書誌データベースは、英語論文を中心に構成されているため、そうした定量的評価では英語以外の言語による研究成果が正当に評価されにくいという課題があります。同じアジアであっても、香港と日本では こうした言語を巡る課題への認識も異なりますが、特定の書誌データベース上の指標だけに頼らない、より多様な研究成果を評価する必要性は、全パネリスト共通の認識として共有されました。

園部太郎URAは、2018年よりINORMSの実行委員メンバーとして戦略的集客プロモーションチームを牽引し、約3年にわたりINORMSの運営面でも貢献しました。KURAのURAは、特に従来までは参加が少なかったASEAN地域からの参加者を重点的に募ることに取り組み、ASEAN加盟10カ国から33名の参加者を獲得することにも成功しました。INORMS 2021の日本での開催を契機として繋がったアジアと世界のURA間の国際的なネットワークが将来にわたり発展していくことを期待しています。

【参考】
INORMS 2021 – Hiroshima HP

発表・参加セッション等

  • Development of International Collaboration by University Research Administrator (Invited Session/園部 太郎URA)
  • We’re not working fast enough accelerating the implementation of research outcomes through openness and cooperation (口頭発表/若松 文貴URA)
  • Responsible Metrics and Multilingualism: A review of evolving Asian perspectives (口頭発表/佐々木 結URA)
  • Next Generation Research Administrator: Impact of data and benchmarking (igniteセッション/太田 一陽 元URA)
  • Developing institutional services using design thinking approach (口頭発表/仲野 安紗 元URA)
  • Resources for Developing STI coordinators and for promoting multilateral and trans-disciplinary collaboration in Japan and ASEAN (口頭発表/園部 太郎URA, 斎藤 知里URA)
  • Integrating Logic Model & Design Thinking into research development: training curriculum for RA as a programme manager(ポスター発表/天野 絵里子URA)
  • Resources for Developing STI coordinators and for promoting multilateral and trans-disciplinary collaboration in Japan and ASEAN (ポスター発表/斎藤 知里URA)
  • Advanced Role of Research Managers; leading global collaboration for encouraging ECRs (ポスター発表/桑田 治URA)

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