京都大学 学術研究展開センター Kyoto University Research Administration

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「京都大学 女性研究者産学連携ネットワークイベント:桂ジェネ」を開催しました(2022年9月21日)

10.03 (Mon)2022

2022年9月21日、京都大学学術研究支援室(KURA)は工学研究科とともに、ダイバーシティ実現の観点で本学が実施する全学的な研究支援の一環として、女性研究者による産学連携イベント「桂ジェネ(桂ジェンダーネットワーク)」を開催しました。本イベントはアカデミア及び企業における女性研究者の活躍例紹介と産学連携ネットワークの構築を趣旨としており、開催にあたっては関西イノベーションイニシアティブ(KSII)、本学産官学連携本部、(公財)京都高度技術研究所に共催いただきました。イベントには、オンライン、会場合わせて73名が参加されました。
イベント当日は、椹木 哲夫 工学研究科 教授のオープニング挨拶後、渡辺 美代子 科学技術振興機構 シニアフェローより、ジェンダード・イノベーションに関する基調講演をいただきました。それに続く研究発表では、本学の若手研究者2名(吉光 奈奈 工学研究科 助教、樋口 ゆり子 薬学研究科 准教授)、企業の方2名(積水ハウス株式会社 片岡 奈々美 様、株式会社島津製作所 寺本 華奈江 様)にご登壇いただき、それぞれ大学と企業の組合せで、SDGs3「すべての人に健康と福祉を」 、SDGs11「住み続けられるまちづくりを」に関する研究発表がありました。
研究発表後のオープンディスカッションでは、女性活躍における課題の他、「研究へのモチベーションや取組みは、性別に関係ない」という共通認識のもとに、活発な議論が行われました。また、オープンディスカッション後の展示では、会場参加者と登壇者が自由に交流できる場を設け、好評を得ました。
イベント終了後の参加者アンケートでは「様々な分野でより多くの女性研究者が活躍できるよう、人材育成・環境整備等で連携したい」等のコメントがあり、本イベントへの興味・関心の高さが伺えました。
本イベントでは、女子の理系選択やキャリア形成の促進、世代間のネットワーク構築につながる新たな展開も目指しています。今後もこのような活動を継続して推進していきます。


イベント情報はこちら

 


オープンディスカッションの様子

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